海辺のカフカ

村上春樹2002年09月 公開長編

あらすじ(日本語)

海辺のカフカ(下巻)

四国の図書館に着いたカフカ少年が出会ったのは、30年前のヒットソング、夏の海辺の少年の絵、15歳の美しい少女―。一方、猫と交流ができる老人ナカタさんも、ホシノ青年に助けられながら旅を続ける。“入り口の石”を見つけだし、世界と世界が結びあわされるはずの場所を探すために。謎のキーワードが二人を導く闇の世界に出口はあるのか?海外でも高い評価を受ける傑作長篇小説。

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海辺のカフカ(上巻)

「君はこれから世界でいちばんタフな15歳の少年になる」―15歳の誕生日がやってきたとき、僕は家を出て遠くの知らない街に行き、小さな図書館の片隅で暮らすようになった。家を出るときに父の書斎から持ちだしたのは、現金だけじゃない。古いライター、折り畳み式のナイフ、ポケット・ライト、濃いスカイブルーのレヴォのサングラス。小さいころの姉と僕が二人並んでうつった写真...。

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海辺のカフカ(上)

15歳になった僕は二度と戻らない旅に出た。彼は長身で、寡黙だった。金属を混ぜ込んだような強い筋肉を持ち、世界でいちばんタフな15歳の少年になりたいと思っていた。東京都中野区にもしある日、空から突然2000匹の生きた魚が路上に落ちてきたら、人々は驚かないわけにはいかないだろう。多くのネコたちは名前を持たない。多くのネコたちは言葉をもたない。しかしそこには言葉を持たず、名前を持たない悪夢がある。

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海辺のカフカ(下)

15歳になった僕は二度と戻らない旅に出た。古い図書館の書架には秘密が満ちている。夜の風がはなみずきの枝を揺らせるとき、いくつかの想いは静かにかたちをとり始める。県を越えて陸路で四国を移動するとき、人々は深い森と山を越えることになる。いちど道を見失うと、戻るのは困難だ。

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受賞・選書

版情報

海辺のカフカ の書影

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海辺のカフカ(下巻)
新潮社2005年03月 発売ISBN: 4-10-100155-3Amazon

新潮文庫

海辺のカフカ の書影

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海辺のカフカ(上巻)
新潮社2005年03月 発売ISBN: 4-10-100154-5Amazon

新潮文庫

海辺のカフカ の書影

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海辺のカフカ(上)
新潮社2002年09月 発売ISBN: 4-10-353413-3Amazon
海辺のカフカ の書影

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海辺のカフカ(下)
新潮社2002年09月 発売ISBN: 4-10-353414-1Amazon