アンダーグラウンド・マーケット
あらすじ(日本語)
「フリービー」と呼ばれ、仮想通貨「N円」による地下経済圏で生きるしかない若者たちがあふれる近未来の日本。木谷巧も、課税されないN円取引に会計システム変更する“地下”の仕事で報酬を得ている。だが、彼が引き受けたある仕事が、思わぬ事件の引き金となり...。
Powered by Google Books(発売: 2016年07月)
二〇一八年、日本は二つの経済構造を持つ国になっていた。移民の流入とともに浸透したデジタル仮想通貨「N円」での取引は、税務当局に捕捉されない無税の地下経済圏を生み、表の社会が無視できなくなる規模に成長していたのだ。その一方、「公平な税制」の名目で引き上げられた税金は社会を二つの階級に引き裂き、企業の正社員にならなければ地下経済に生きるしかない状況を生んでいた。木谷巧は、そんな企業の外で働いて生きる「フリービー」と呼ばれる存在。ITエンジニアとしての技能を活かして、中小企業の商売をN円の無税取引に改造する仕事で報酬を得ていた。ある日、巧はとあるWebの改造を引き受けるが、それは表と地下、二つの巨大経済圏を揺るがす事件の始まりだった―。日本SF大賞受賞作家が描く、驚愕の近未来。
Powered by Google Books(発売: 2015年03月)
テーマ
受賞・選書
収録作品
2016年版・朝日新聞出版 / 2015年版・朝日新聞出版
ヒステリアン・ケースアービトレーター