破滅の王

上田早夕里2017年11月 公開長編

あらすじ(日本語)

1943年、魔都・上海。治療法皆無の細菌兵器の論文は分割され、英・仏・独・米・日の大使館に届けられた。第159回直木賞候補作

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一九四三年、上海。かつては自治を認められた租界に、各国の領事館や銀行、さらには娼館やアヘン窟が立ち並び、「魔都」と呼ばれるほど繁栄を誇ったこの地も、太平洋戦争を境に日本軍に占領され、かつての輝きを失っていた。上海自然科学研究所で細菌学科の研究員として働く宮本は、日本総領事館から呼びだされ、総領事代理の菱科と、南京で大使館附武官補佐官を務める灰塚少佐から重要機密文書の精査を依頼される。その内容は驚くべきものであった。「キング」と暗号名で呼ばれる治療法皆無の細菌兵器の詳細であり、しかも論文は、途中で始まり途中で終わる不完全なものだった。宮本は治療薬の製造を任されるものの、それは取りも直さず、自らの手でその細菌兵器を完成させるということを意味していた―。

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版情報

破滅の王 の書影

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破滅の王
双葉社2019年11月 発売ISBN: 978-4-575-52281-5Amazon

双葉文庫 ; う-17-01

破滅の王 の書影

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破滅の王
双葉社2017年11月 発売ISBN: 978-4-575-24066-5Amazon