記憶翻訳者いつか光になる
あらすじ(日本語)
人間は忘れる生き物だ。 だからこそ、残っている記憶には意味がある── 記憶の海に潜り“翻訳”を行う〈記憶翻訳者〉 記憶に潜ることは、依頼人の人生と魂に触れることだった。 過剰共感能力者とは、他人の感情に共感しすぎてしまう特異な体質のために、社会生活に支障をきたしてしまう人々。生きづらさを抱える彼らの共感能力を生かし、本来はその持ち主にしか理解できない記憶を第三者にも分かるようにする“記憶翻訳”の技術を開発したのが九龍という企業だった。珊瑚はその中でもトップクラスの実力を持つ記憶翻訳者だ。依頼人の記憶に寄り添い、その人生を追体験するうち、珊瑚は幼い頃に失った自身の一部について思いを馳せるようになる──第5回創元SF短編賞受賞作「風牙」を収録。心を揺さぶる連作短編集。 【収録作】 風牙 閉鎖回廊 いつか光になる 嵐の夜に あとがき 解説=長谷敏司 ※本書は、『風牙』(2018年10月刊行)を再編集・改題し、書下ろし2編を加えたものです。
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収録作品
風牙閉鎖回廊いつか光になる嵐の夜に