C席の客
あらすじ(日本語)
現代社会の矛盾を鋭く衝く傑作SF超短篇集 「ぼくが書きたかったのは、ショートショートという形式のなかに、“組織化された社会の一員としての個人”というものを、どう浮かび上がらせるかということだった」(あとがきより) 万博会場のある国のブースで、うまい話に乗せられてしまう「特訓」、時代に乗っていた男が、時代の変化を読み切れず没落してしまう「有望な職業」、ほとんどの人間が、ものごとの判断をコンピュータにゆだねてしまった時代を揶揄する「ヘルメット」、倹約のため昼食には毎日カレーを食べていた実直なサラリーマンが、昇進したがために味わった悲劇を描く「ミスター・カレー」、そして、この世のものとは思えない妙な客が乗車してきたのに、誰も関心を払わない表題作「C席の客」--。 著者があとがきで記したように、SFという形式に仮託して、現代人の思考力低下、都会の冷たさ、管理社会の恐ろしさなどをあぶりだした名篇。
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テーマ
収録作品
特訓発明チーム有望な職業キャンプ成功者倉庫係ヘルメット使命災難ビルの中C席の客ディレクターレジャー・パイロット知識ロボット職場旧友蘇生審査委員新人美しい世界来訪者職住密着ヒゲ夜行列車新広告ミスター・カレー自動管制車降雪音理由みんなの町報告者正義の使者テレビドラマ意欲パーティー監視員スポーツ模範社員帰途ロボット楽隊日曜日支配人ホテル住人土地成金自衛剤校庭拾得物出勤似合いの夫婦青い市民証