吸血鬼

遠野遥2026年03月 公開長編

あらすじ(日本語)

良い子にしないと、「へびつかい」になるよ 女性は中学生になると若さや美しさによって「おひつじ」から「うお」までの十二等級に順位付けされ、社会的地位と財産のある男性から望まれたら十五歳で結婚せねばならず、拒めば「へびつかい」と呼ばれ厳しく迫害される世界。中学生の有紗は、二人の友人と支えあって学校生活を送っていた。ある日、校外学習先の美術館で、アナウンサーの美優と出会い、その夫で開業医の白井とも交流を持つようになる。かつては作家で、今は料理の宅配の仕事をしている父と二人暮らしの有紗は、知らなかった裕福な暮らしに触れるようになるが――。 これは架空の物語――? 衝撃のディストピア。 【著者略歴】 遠野遥(とおの・はるか) 1991年生まれ。慶応義塾大学法学部卒。2019年『改良』で文藝賞を受賞しデビュー。 2020年『破局』で芥川賞受賞。他の著書に『教育』『浮遊』。

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吸血鬼
集英社2026年03月 発売ISBN: 978-4-08-770022-0Amazon